バイクパッキングで『アワイチ』1泊2日でサワラ、シラス丼などの淡路島グルメを満喫

バイクパッキングで『アワイチ』1泊2日でサワラ、シラス丼などの淡路島グルメを満喫

バイクパッキングで10月に1泊2日でアワイチ(淡路島一周)してきました。

アワイチ はビワイチ(琵琶湖一周)と同じぐらい関西の人気コース。

春にビワイチしたので今回アワイチに挑みました。

まずバイクパッキングとは?

キャリアなどを取り付けないで専用のバッグを用いてテントなどのキャンプ用品を収納してキャンプツーリングを楽しむ方法です。バイクパッキング用のバッグは色々ありますが代表的な物は以下になります。

フロントバッグ(ハンドルバーバッグ

ハンドルバーに取り付けるバッグです。フラットバーに取り付けるのが主流ですがドロップハンドルでも取り付けることが出来るバッグも増えてます。積載量は多く8ℓ以上の物が多く写真のようにシュラフを外付けできる物もあります。走行中にあまり取り出さない物をバッグに入れた方が便利です。

フレームバッグ

写真のようにフレームに取り付けるバッグ。ドリンクホルダーを付けていると付けることが出来るバッグの大きさが制限されます。大きさの種類も豊富で大容量の物もあります。走行中でも取り出しやすい場所にあるので頻繁に取り出す物を入れておくべきです。

サドルバッグ

サドルに取り付けるバッグ。こちらも容量が小さい物から大きい物があります。写真のバッグは8ℓです。このバッグの注意点として走行中に上下に揺れるのでバッグとタイヤが接触する可能性がありある程度のクリアランスが必要です。なので身長が低い人は取り付けることが出来ない可能性があります。私も身長が低い(165cm)のですがギリギリ取り付けることが出来ます。

バイクパッキングでキャンプツーリングの幅が広がります

上記のバッグを駆使して、極力荷物を減らしてキャンプするのがバイクパッキングの醍醐味です。また、バイクパッキングスタイルでしたら輪行も可能です。キャリアを取り付けていると輪行は難しくなりますが、バイクパッキングスタイルなら工夫すれば輪行可能です。なので私は今まで全て輪行しています。これで自走では行けない場所でも行くことが可能なので可能性が広がりますよ。

今回の旅でやりたかったこと

グルメを満喫

食べたかった物が3つありました。

  1. しらす丼
  2. サワラ丼
  3. オニオンバーガー

以上が今回の旅で食べたかった物です。淡路島は玉ねぎが有名ですが海の幸も豊富です。新鮮な魚介を食べたかったので予め店はピックアップしておきました。

観光も満喫

特に行きたい場所は決めてませんでしたが途中で気になる所があれば寄ってみたいと考えてました。道の駅も沢山あるのようなので寄る予定。

アワイチ1日目

淡路島までの道のり

まず始発で最寄り駅から明石駅まで輪行します。

いつもこの「モンベルコンパクトリンコウバッグ」を使用しています。前輪を外すだけで輪行できる便利な輪行袋です。

7時前に明石駅に到着してまず自転車を組み立てから、淡路ジェノバライン乗り場へ向かいます。明石駅からすぐなので迷うことはないでしょう。

乗り場の入り口。

運賃表です↓

大人1人片道530円。自転車は追加で240円。合計片道770円になります。

乗車時間は約15分ほどであっという間です。途中で明石海峡大橋の下を通りますがその時は少し興奮しました。

淡路島上陸

8時前に岩屋港に到着。淡路島の玄関口です。アワイチする人は車で淡路島に来る人も多いと思いますがフェリーで来た人の出発点はこの岩屋港になります。

岩屋港でまずこんな絵が迎えてくれました。さすがサイクリングのメッカ。

色々と準備して8時過ぎには出発することが出来ました。

初日の道のり

時計回りで一周しました。走行距離は約150Km。

宿泊場所は吹上浜キャンプ場です。

場所は淡路島一周の中間地点ぐらいで岩屋港から約75Km。

11時過ぎぐらいで昼飯を予定。店は吹上浜キャンプ場までの中間地点の洲本市にある中原水産でシラス丼を食べることにしました。

そして、途中で買い出しをしてキャンプ場まで向かう道のりです。

淡路島の南はアップダウンが多いようなのでなるべく後半に時間を費やす予定でした。

まず中原水産まで目指す

中原水産は地元でも美味しいシラス丼を食べさせてくれるお店です。

11時過ぎに到着する予定でしたが思ったより早くになってしまい10時ごろに着いてしまいました。まだやってないかなと思いましたが営業していたので運よくしらす釜揚げ丼を食べることが出来ました。

しらす自体の塩味が絶妙でした。出汁をかけて食べましたがこれも美味。釜揚げしてるので生臭さは感じませんでした。

いざキャンプ場まで!

お腹も満たされたので吹上浜キャンプ場を目指します。

洲本市まではほぼ平坦で走りやすかったのですが淡路島の南部になるとアップダウンが激しくなります。峠越えが何カ所もありますのでキャンプ道具を積んでは辛かったです・・・

1番の難所は探偵ナイトスクープで有名になった「ナゾのパラダイス」へ行く道でこの辺りです。

この看板から平均傾斜8%前後の登り坂が約2Km続きます。「ナゾのパラダイス」は峠の上にあります。

この峠を越えると平坦な道が続きます。南の方はご覧のように何も無く交通量もほとんどありません。もちろんコンビニもありません。なので水分は洲本あたりで準備しておきましょう。

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吹上浜キャンプ場到着

15時ぐらいにキャンプ場に到着。キャンプ場の近くには大きなスーパーがありません。また大手コンビニもありません。地元のコンビニかスーパーかわからない店しかありません。それに品揃えも豊富ではありませんので事前に買っておいた方が無難です。

キャンプ場の利用料ですが大人1泊1,200円。自転車は無料。格安です。

早速テントを設営。テントはドッペルギャンガーのバックフリップバイシクルテント。バイクパッキングの為のテントなので収納に優れてます。残念ながら既に終売しております。

この日はさすがに疲れたので21時ぐらいに就寝。

アワイチ2日目

朝から峠越え×4

6時に起床して、7時には出発しました。この日は朝から晴天。気持ち良く走ることが出来ましたが、南部は本当に峠が多い。4〜5回峠越えしました。

でも、苦しかった分ご褒美な景色が沢山ありました。

サワラ丼を食べる為に洲本市の春吉さんを目指す

淡路島でサワラ丼が有名な春吉。

せっかくならここで食べたかったので向かいます。場所は↓

しかし、到着すると「本日貸切営業」の張り紙が・・・

急いで他にサワラ丼を食べれる店を探して数店舗行ってみたが休業日だったり予約がいっぱいなどで断られてしまいました。

でもなんとか探して洲本市より北の淡路市にあるカフェあおいさんで12時ぐらいに食べることが出来ました。

今回は生ではなく炙りサワラ丼でしたが、サワラって柔らかくてジューシーで美味しかったです。基本、赤身より白身の方が好きなんで満足です。

ゴールの岩屋港まで

淡路島の北西あたりはほぼ平坦な道。西の方の海は透明度が高い。

絶景が続きます。

走行中に何やら凄い行列を発見。そこには炭焼きあなごの看板がありました。そのお店は「魚増鮮魚店」さんで炭焼きあなごの有名店。サイクリスト達からも人気でした。私も頂くことにしました。

これが炭焼きならではの香ばしさで外はパリッとしており、中はふわふわで本当に美味しかったです。個体の大きさによって値段は変わりますがこれで400円ぐらいでした。

予定外の美味しい物に出会い更にペダルを漕ぐのにも力が入ります。

そして、しばらくすると遂に明石海峡大橋が見えてきました。

もうここまで来るとゴールは目前です。

数十分後にはゴールの岩屋港に到着!

また同じ場所で記念撮影。

出発の時とは微妙に自転車の向きを変えてます笑

動画でまとめてますのでご覧下さい。