見た目も性能も良くてコスパに優れたキャプテンスタッグの「ステンレスフォームクーラー」
クーラーボックスは飲み物や食品を持ち運ぶ為、キャンプでも重要な道具の1つでしょう。
真冬は寒いのでそんなに重要ではないですが、春から秋では必需品です。
そんな最大重要アイテムであるクーラーボックス選びは慎重に検討しましょう。
でも、高性能で見た目もカッコ良くて5万円ぐらいする高価なものからホームセンターで3,000円ほど売ってる安いものまで種類は豊富です。
キャンプを始めたばかりの人がいきなり5万円のクーラーボックスを買うのは、さすがに躊躇するでしょう。
今回はそんな人にオススメなそこそこの性能で見た目も悪くなく価格もそれほど高くない、キャプテンスタッグの「ステンレスフォームクーラー」を紹介します。
まずはクーラーボックスについて書きます。
クーラーボックスの種類
クーラーボックスにはハードクーラーとソフトクーラーの2種類があります。
ハードクーラー
外装がスチールやステンレスの材質が使われた見た目も硬いクーラーボックスのことです。
普通クーラーボックスとなるとこのハードクーラーのことを連想すると思います。
保冷力が高くて頑丈ですが、重たいのがネック。
でも、キャリーが付いている物もあり、スーツケースのように引っ張って運べる物も人気です。
ハードクーラーには以下の断熱材を使用されています。
発泡ウレタンフォーム
一般的なクーラーボックスの内装に使われる素材です。保冷力も十分にあり、保冷剤と内容物の隙間をなくすようにうまく使えば、なお効果が高まります。
真空断熱材
軽量で保冷力も抜群ですが、その分高価になりやすい素材です。釣り用のクーラーボックスとして使われることが多いです。釣った魚を保存して持ち帰りたい、そういった時にはこのタイプのクーラーボックスを使う方が良いでしょう。
ソフトクーラー
ビニール製など柔らかい素材でできたクーラーです。
見た目はこんな感じです。
ハードクーラーより保冷力は劣るようですが、最近の製品はソフトクーラーでも性能が高くなっており、今までは1泊するのには難しかったですが十分使用できる物もあります。
冬キャンプでは十分ではないでしょうか!
サイズ選び
ファミリーキャンプ(4人ほど)では50ℓほどでいいと思います。
でも、夏場はどうしても飲料が多くなるので20ℓほどのソフトクーラーがあれば安心でしょう。
ソロや2人ぐらいなら20ℓぐらいで十分です。
保冷剤
せっかく高性能のクーラーボックスを選んでも保冷剤の性能が悪いと台無しになってしまいます。
保冷剤選びも重要になりますので慎重に選びましょう。
種類
ソフトタイプ
ゲル状の素材で凍らすと硬くなります。
比較的小さいので持ち運びには便利ですが保冷力はイマイチです。
値段は安いのでコストを抑えたい、デイキャンプや運動会には適してます。
ハードタイプ
その名の通り、硬くてかさばる保冷剤です。
値段はソフトタイプより高いです。
でも、保冷力はソフトタイプより全然優れてます。
キャンプでは断然こちらがオススメです。
凍らし方
ハードタイプの保冷剤を凍らす方法があります。
- 使用する2〜3日前から凍らしましょう。
- 保冷剤を重ねると完全に凍らないので重ねずに凍らして下さい。
私も最初は使用する前日に保冷剤を重ねて冷凍庫に入れてましたが、今思えば全く凍ってなかったのを思い出しました。
結構、保冷剤の使用方法に記載されてるのですが、ちゃんと見ることはないのでしっかりと使用方法は見ましょう!
キャプテンスタッグ「ステンレスフォームクーラー」
キャプテンスタッグとは
説明不要のキャンプメーカー。親会社はパール金属という会社で家庭用品のメーカーです。そのグループ会社としてキャプテンスタッグがあります。
本社は金物の町である新潟県の三条市にあります。三条市には他の多くのアウトドアメーカーの本社が集結しているのでも有名ですね。
取り扱い商品は、テントから調理器具、シュラフなどキャンプ用品の全てを取り扱っており恐らくキャプテンスタッグの商品だけでキャンプできるぐらいの品揃えです。
自転車、カヌーも販売しておりアウトドアを網羅しようとしています。自転車はファットバイクから折りたたみ自転車まで展開しています。
キャプテンスタッグの商品の良い点はコスパです。値段は安いが使いやすい製品が多いです。デザインはダサいイメージがありましたが今は改善されてカッコいい物が増えてます。
ステンレスフォームクーラーとは?
ステンレス製のクーラーボックスは見た目もカッコいいです。
ウレタンフォーム注入式なので保冷力も抜群です。
ステンレスクーラーの定番と言えばコールマンのこれでしょう。
でも、3万ほどするので高いです。
しかし、このキャプテンスタッグのステンレスフォームクーラーなら約2万です。
1万円安いのは有り難いです。
機能はそんなに変わらないと思いますので・・・
あまり使い道のない栓抜きが標準装備です。
今まで1回も使ったことありません。
水抜き栓付属なので排水もスムーズです。
京都の笠置キャンプ場で息子と2人でテンマクデザインの炎幕での使用した時です。
軍幕の雰囲気にも合いますね。
保冷力について
保冷力の高いロゴスの保冷剤 「倍速凍結・氷点下パックL」を2個使用した結果が以下です。
- 3月末に使用した時は2日目の朝にはまだ中の食材は冷えており、保冷剤の接した食材は凍ってました。
- 8月のお盆の時期に地面に直置きで使用して、2日目の昼にはほぼ保冷力は無くなっていました。
今まで使用していた安物のクーラーボックスに比べると冷えてる感じはしました。
真夏ではどのクーラーボックスも保冷力が落ちると思いますので仕方ないのかなと思います。
正直、真夏でも2〜3日は保冷してくれるほどの性能があると聞いていたので、そこまではないようですし、使用したことはありませんが、YETTIやアイスランドクーラーもここまでの性能は無いと思います。
クーラーボックスの保冷力をアップするコツがあります。
それは、
直置きはしない!
これは鉄則です。
地面の熱が直接クーラーボックスに伝わりますので保冷力が落ちてしまいます。
ですので、クーラースタンドは使用した方が絶対いいです。
このロゴスのスタンドは値段も安いのおススメです。
私も使用していますが、軽量アルミフレームなので軽くて持ち運びしやすい。
あとは、保冷剤の数を増やして対策することによって、ある程度は改善できるのかなと思います。
まとめ
クーラーボックス選びは本当に難しいです。
でも、食材を保存するということはキャンプでは最も重要なことです。
なのでクーラーボックス選びは慎重になるべきです。
用意できる予算によって買える最高品質の物を選んだ方がいいでしょう。
YETI(イエティ)やアイスランドクーラーのクーラーボックスは見た目もカッコいいので欲しいですが高すぎます。
無理して高い物を買って他のキャンプ道具がショボくなるのは本末転倒。
キャンプ道具選びはバランスが大事。
使用する環境や日にちなど考慮して選んだ方がいいですね。
ほとんどの人が1泊がメインだと思うのでそれなりの性能でいいのかなと思います。
夏場に2泊以上することがある人は高性能の物を買うべきでしょう。
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