スペイサイドの美酒「カーデュ12年」

スペイサイドの美酒「カーデュ12年」

こんにちわ!

今回は美味しいけど、認知度が低いシングルモルトを紹介します。

紹介したい蒸溜所ですが、スペイサイドにあります。

その蒸溜所は・・・

カーデュ12年

です。

実はジョニーウォーカーのメイン原酒。

不味いわけないですね。

カーデュ蒸溜所

場所はスペイ川中流域、マノックヒルの丘の上に建ってます。

カーデュはゲール語で「黒い岩」の意味。

1811年に創業者のジョン・カミングが農業のかたわら、ウイスキーづくりを始めました。

ウォッシュバックはカラ松製で8基。

ポットスチル6基。

仕込み水はマノックヒルの泉の水を使用。

年間生産量は約240万ℓでそのうち3割がシングルモルト用でその7割がスペインに出荷。

カーデュを支えた二人の女性

現在のカーデュの発展には二人の女性の存在が欠かせまん。

まず一人目は、創業者カミングの妻はヘレン。

ヘレンは近隣の密造酒仲間から「肝っ玉かあさん」と呼ばれる女傑でした。

査察団が巡回に訪れると進んで宿を提供し、彼らが食事のテーブルについている間に素早く納屋に走り、合図の旗を屋根に揚げて査察団の来訪を近隣に知らせたようです。

近所の世話好きおばさんのような存在だと思います。

2人目は、創業者カミングの息子ルイスの妻エリザベスです。

ルイスの死後、蒸溜所を受け継いだエリザベスは、女性としたは珍しいほどの経営手腕を発揮し、19世紀後半にはカーデュの名声を不動のものにしました。

当時は「ウイスキー産業の女王」とまでいわれた人物。

カーデュの成功は大会社の注目するところとなり、1893年にジョン・ウォーカー&サンズ社が買収。

以来ジョニーウォーカーのメイン原酒として今日に至っています。

エリザベスの功績はかなり大きいと思われます。

ラインナップ

12年

レギュラー品で定番。

本当にスペイサイドの美酒に相応しい、スムースでメロウな味わいです。

上品なモルトの甘みが素晴らしい!

ライトタイプなので、女性にお勧め。

モルト初心者に、まず飲んで欲しい1本です。

私も本当に好きで常備してます。

でも、知名度がグレンリベットやグレンフィディックなどに比べると格段低い。

普通のスーパーではまず売ってないので、大型の酒屋さんで購入するのがベターです。

18年

限定品。

まだ飲んだことはありません。

12年よりも味わいが深くなっているようなので不味いわけが無いと思います。

いつか飲んでみます。

まとめ

知名度が低いですが、ジョニーウォーカーの味を決めている原酒。

ジョニーウォーカーが美味しいので不味いわけが無いです。

飲んだ瞬間に「なんか飲んだことがある」って感じになりました。

ライトな口当たりなんでついつい飲みすぎてしまいます・・・

YouTubeでも紹介してるので、是非ご覧下さい↓