念願のマナスル121開封レビュー

こんにちわ!

RUSTIC LIFE

最近キャンプ道具欲が激しくて困ってます・・・

特に欲しかったのはマナスル。

しかし、恒久的に品薄状態が続いていたマナスル。

マナスルは灯油バーナーです。

キャンプブームで昨今は入荷があってもすぐ売り切れる状態。

そんなマナスルですが、インスタを見ていたら大阪キャンパルで入荷情報が!!!

それも、マナスル121。

マナスルは3種類サイズがありますが、121は真ん中。

丁度いいサイズです。

ソロでも少人数のキャンプにも適しているようです。

そんなマナスル121ですが、実際に使用したので報告します。

マナスルとは?

第一次登山ブームのころから半世紀以上にわたって生産を続けている純国産の灯油ストーブです。

熟練の職人によって一台ずつ丁寧に作られるブラス製のストーブは使い込むほどに風合いを増し愛着が湧いてくる逸品です。

安心の国産。

国産だと部品の調達も簡単。

これは大きな利点です。

マナスルは、1928年(昭和3年)にピッケルなどの登山用品メーカーとして創業した飯塚運動具製造株式会社により、1957年(昭和32年)より生産されたポータブルストーブである。

当初は同社のブランドであった“ホープ”が頭についた“ホープ・マナスル”の名称で販売されており、1965年(昭和40年)ごろ飯塚運動具製造はホープに社名を変更、1980年(昭和55年)の同社解散以降は吉川製作所で製造されており、スター商事が販売代理店を行なっている。

現在ガス式が主流のアウトドア用ストーブの分野において数少ない灯油を燃料とするポータブルストーブであり、ブランド名はネパールマナスルに因む。

マナスル・ストーブ発売の前年の1956年(昭和31年)、日本人登山家の今西壽雄によりマナスルが初登頂されており、これを気に日本国内に起きた第一次登山ブームの背景の中で選定された名前であったという。

https://ja.wikipedia.org/wiki/マナスル_(ストーブ)

販売代理店はスター商事です。

スター商事はペトロマックスの代理店もしているようです。

ネット販売もしてますよ。

マナルスの部品も買えます。

気になったら覗いてみて下さい。

気になったら検索!

ラインナップ

マナスルは現在3種類のラインナップ。

タンクの容量によって種類が分かれます。

96

タンクは手のひらに収まる大きさの小型ストーブ。

バーナーヘッドは、121/126と同じですが、中間パイプが短いのでセッティング時の高さも低くなります。

軽量コンパクト、手のひらに収まる大きさでソロ用に最適。


●使用サイズ / 直径16×高さ17cm
●タンク直径 / 11.5cm
●ケースサイズ / 21×19×11cm
●重量 / 660g (タンク本体・バーナー・三脚)
●タンク容量 / 0.2リットル
●燃焼時間 / 約1.5 時間
●原産国 / 日本

121

少人数での使用に最適なベストセラーです。

タンク容量は126よりひとまわり小さいですが、バーナーヘッドは126と同型で安定した高火力が得られます。

安全弁付き注油口キャップ採用。


●使用サイズ / 直径19×高さ19cm
●タンク直径 / 13.5cm
●ケースサイズ / 21×19×11cm
●重量 / 840g (タンク本体・バーナー・三脚)
●タンク容量 / 0.4リットル
●燃焼時間 / 約2.5 時間
●原産国 / 日本

126

最大5時間燃焼が可能な大人数のパーティーに最適な長時間燃焼可能な大型ストーブです。

安全弁付き注油口キャップ採用。

●使用サイズ / 直径18.5×高さ20cm
●タンク直径 / 16.5cm
●ケースサイズ / 21×19×11cm
●重量 / 980g(タンク本体・バーナー・三脚)
●タンク容量 / 0.8リットル
●燃焼時間 / 約5時間
●原産国 / 日本

121開封

私が買ったのは中間サイズの121。

嬉しいことにナイロンケースが標準装備されてます。

写真には写ってませんが、取っ手もあるので持ち運びが便利!

素材も安物のような感じはしません。

早速開封!

仕切り版が付いていて収納しやすいですね。

こういう細かい気配りがメイドインジャパン。

ケースの内側にはクッションが入ってますので安心。

付属品ですが、取説、スパナ、三脚、掃除針、ジョーゴ。

ジョーゴですが、マナスルの給油口が狭いので他のジョーゴだと無理。

専用のジョーゴを無くすと大変。。。

でも、部品として買えますのでスター商事のHPで買って下さい。

組み立てるとこうなります↓

ブラス(真鍮)の本体が美しい。

惚れ惚れします。

ずっと見ていられる・・・

マナスルは所有欲を満たしてくれる代物です。

ちなみに、真鍮は銅と亜鉛の合金で、特に亜鉛が20%以上含まれている金属のことをいいます。

真鍮は「黄銅(おうどう)」や「ブラス(brass)」とも呼ばれ、適度な耐久性と加工のしやすさから、楽器やインテリア、カトラリー、時計やアクセサリーなど様々な用途に使われています。

ちなみに真鍮のキャンプ道具で私が持ってるのにランタンもあります。

ヴェイパラックス300アーミーカラー。

ケシロンランタンになります。

これも美しいですね。

でも、真鍮の商品は結構高い!

灯油を燃料とするキャンプ道具に真鍮の物が多いのは何でなんでしょうか?

誰か教えて下さい(笑)

121点火

早速点火してみましたよ。

点火方法は想像より簡単です。

私はケシロンランタンで慣れていたので大まかな流れは分かっていました。

手順として、

  1. 給油
  2. プレヒート(予熱)
  3. ポンピング
  4. 点火

これだけです。

プレヒートっていうのが一見分からないと思います。

灯油バーナーではヒーターを点火前に予熱しないと点火しません。

YouTubeで点火方法が沢山あります。

こちらの動画が分かりやすいのでお勧めです。

マナスルですが、噂では点火の音が爆音だと聞いてました。

実際に点火すると・・・

爆音です(笑)

でも、この音ですが慣れると心地良くなります。

ケシロンランタンもここまで爆音ではありませんが、スーッという音がします。

ずっと聞いてると次第に心地良くなるので不思議です。

同じケシロンバーナーでMSRからも販売されてます。

ドラゴンフライって商品。

これは灯油だけではなく、ガソリン、軽油とマルチな燃料に対応してます。

これも爆音みたいです。

とろ火から強火まで細かく調整できのがドラゴンフライの特徴。

マナスルも火力調整できますが、とろ火は無理です。

煮込み料理とかには便利そうですね。

まとめ

念願のマナスル!

値段が高いし、何かと扱いが面倒やったりするけど、これがマナスルの良さやと思います。

プレヒート用にアルコール持って行かないとあかんとか・・・

荷物増えるし、本当に手間です。

しかし、マナスルは構造が単純なんで故障することも滅多にありません。

その分、点火にひと手間かかります。

その手間が楽しいのは間違いありません。

キャンプは不便を楽しむレジャーです。

何もせずにボーッと過ごしたり、着火剤を使わずに火を起こしたり・・・

ゆったりと時間を費やす楽しい時間。

マナスルはキャンプでのゆったりした時間を楽しむ最高のアイテム

ガスバーナーやとすぐに点火しますし、火力も強い。

すぐにお湯も沸きます。

便利で良いですが、何か素っ気ない感じ。

マナスルは火を点けるというか、火を作るのに近いような気がします。

あと、注目すべきはコストに優れた灯油が燃料だということ。

タンクが0.4ℓなんで、灯油は1ℓで100円ぐらい。

CB缶のバーナーも同じぐらい安いけど、寒さに弱いので冬の使用は無理です。

OD缶はコストが上がる。

灯油は寒さにも強いので冬キャンプでも余裕で使用可能。

しかも、灯油ストーブを持っていれば燃料を統一できるます。

私は、灯油ストーブも買いました。

パセコっていう韓国製のストーブ。

アルパカのライバルメーカーです。

しかも、アルパカの半額ぐらい。

重量はアルパカよりも軽い。

個人的にこの黄色が気に入ってます。

このタイプは対流形石油ストーブ WKH-3100G。

今年発売ですが、まだ購入可能だと思います。

公式HPから購入できますよ。


マナスルですが、現在入手困難です。

でも、お店の入荷情報をチェックしておけばチャンスはあります。

ヤフオクやメルカリで高価な中古品を買う粘って新品を買う方が良いでしょう。

気長に待ってみるのも良いかもしれません。

直にキャンプブームも終わるかもしれませんしね。